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2026.01.26

2025新島襄召天記念早天祈祷会・記念講演会

新島襄召天記念早天祈祷会

 1月23日は新島襄の召天記念日です。キリスト教では人が亡くなるということに、神さまによって天に召される(呼ばれる)という意味で「召天」という言葉を使います。136年前の今日、新島襄は療養をしていた神奈川県大磯の百足屋旅館で亡くなりました。もうすぐ47歳になるというときでした。

新島学園では毎年この日に早天祈祷会を行っています。朝7時に職員玄関横にある良心碑の前に集まり、小さな礼拝を守ります。今年は教職員17名、生徒1名の計18名の参加でした。今季一番の寒さの中でしたが、皆さんで心を合わせて祈ることができたこと、感謝いたします。 (宗教部・楠元)

 

 

新島襄召天記念講演会

 新島襄召天日に合わせて毎年特別礼拝を守っていますが、今年は礼拝形式ではなく講演会としてダニー・ネフセタイさんをお招きして、お話を聞きました。ダニーさんは元イスラエル兵士。イスラエル生まれで高校卒業と同時に3年間の兵役の中で戦闘機のパイロットとして訓練を受けました。退役後アジアの旅の中で日本を訪れ、奥様との出会いがあり、その後日本で生活。家具職人として秩父で暮らしながら、戦争や人権などをテーマに講演活動をされている方です。

今回は「どうして戦争をしちゃいけないの? 気づき・戦争と人権」と題して中高50分ずつ、非常に考えさせられる内容の講演をしてくださいました。

 イスラエルで生まれ育ち、戦闘機のパイロットになることを3歳のときから夢見て兵役に就いたダニーさんは、数々の難関試験を突破して、パイロットになる直前の試験で脱落。その後日本に来て「気づき」があったとのこと。戦闘機ができることは「人を殺すこと」と「物を破壊すること」の二つだけ。パイロットになれないと分かったときには涙を流して悔しさを感じたけれども、なれなくて良かった。私は誰も殺さずに済んだ。それからは様々な気づきがあった。戦争の先にあるのは共に生きるか共に死ぬかの二つだけ。日本も80年前に「気づき」があったから、共に生きる道を選ぶことができた。イスラエルとパレスチナの問題の深さ、ガザ地区の現実、抑止力って必要なんだろうか、「敵」という概念は歪んだ教育の中で作られる、私たちは歴史を学ぶが歴史に学ばないなど、ここには書き記すことができないほどたくさんの「気づき」を私たちに与えてくださいました。最後に「人権よりも大切なことはありません。人権とは幸せに生きる権利。それを誰からも奪ってはいけない。」と締めくくられました。

 もう一度最初から聞きたくなるような大切なお話でした。生徒ひとり一人にもきっと何か響くものがあったのではないでしょうか。  (宗教部・楠元)