2024開校記念講演会
5月1日(水) 、1限中学生・3限高校生対象に、開校記念講演会が行われました。
今年は、新島学園中学校高等学校の15期卒業生で、第9代校長をお務め下さった市川平治先生をお招きし、「母なる学舎・新島学園」と題してお話いただきました。
新島学園に、生徒・教師・保護者・同窓生・PTA会長・校長と、様々な形で長く学園と関わってくださった市川先生。新島学園への愛を熱く語って下さいました。
新島学園 は、新島襄の教育理念 に基づいた教育 を、新島襄ゆかりの地である上州安中 にて実践するために創立 された学園です。
新 島襄 は1 8 6 4 年 に幕末の日本 を脱国 し 、アメリカを中 心 に海外 で1 0 年間 留学 した後 、1 8 7 4年 1 1月 に帰国 します。
帰国直後 、新島襄 は両 親の住 む安中 に行 き、そこに3週間 ほど滞在 し、様 々な場所で講演 、宣教活 動 を行 います。
新島襄の話 に深 く感動 し、人生 を変 えるほどの影響 を受 けた湯浅治郎 という人 物がいました。
湯浅治郎 は後 に新島襄から洗礼 を受 けて安中教会の創立 メンバーとなり、新島襄死後は同志社の発展のために尽力 します。
湯浅治郎の新島襄を敬愛 する思いは治郎の息子の湯浅三郎 、孫の湯浅正次へと継承 されていき、敗戦後 、湯浅正次が、今 こそ祖父が憧れていた新島襄の教育理念の基づく教育が必要であると決意 、近隣によびかけ多 くの賛同 を得た後 、新島学園を創立 します。
1947年5月5日に安中教会にて新島学園中学校第一回入学式が執り行われ、新島学園はその歩みを始めました。
学園では、開校記念日である5月 5日に近い日に毎年 「開校記念講演会 」 を行い、建学の精神を確認 する時を持 っています。