皆様にお伝えしたい、新島学園からの様々なお知らせです。
トピックス 特別なお知らせ
2024.11.28

 「新島襄上州安中帰郷150周年記念祈祷会」を行いました。

新島襄は、約10年間にわたる海外生活を終え、明治7年(1874年)11月26日に帰国しました。横浜に着いた新島襄はその足で、両親・姉妹の住む安中をめざし人力車で移動し、150年前の今日(11月28日)、上州安中に到着しました。

本日、新島襄旧宅において、新島襄上州安中帰郷150周年を記念し、祈祷会を開催しました。
祈祷会には、湯浅康毅理事長・学園長をはじめとした学園関係者のほか、岩井均安中市長にもご列席を賜りました。また、学校法人同志社八田英二総長・理事長、全国同信伝道会菅根信彦会長、オールドサウス教会(米・ボストン)のジョン・エドガートン主任牧師より、メッセージを頂戴しました。

約10年間にわたってアメリカ・ヨーロッパで学び、キリスト教の洗礼を受けて帰国した新島襄は、家族との再会を果たすとともに、近隣の人々や高崎等からの来訪者に対して、外国の文化や教育事情、キリスト教についての説教や講義を行いました。
その後、新島襄から直接洗礼を受けた人達が中心となり、安中教会や新島学園が設立されたのです。

新島襄が150年前に蒔いた種が今、大きな木となって、多くの関係者に見守られながら成長し続けています。本日の機会に、あらためて新島襄の精神に触れ、これからも、伝統を踏まえた取り組みと、伝統を活かす新しい価値づくりを通して、「一国の良心ともいうべき人物」を育てて参ります。