A①自由で自立心あふれる学生が多く、「ミニ大学」のような雰囲気があった。それ故に、時にハメを外し過ぎる学生もいた（私もその一人です）。
②先生たちとの間に、学生歌の歌詞のような「友は我が師、師は我が友」という関わりがあった。しかし肝心なところではなれ合いにならず、しっかり叱っていただいた。

Aとても落ち込んでいたとき、寮の屋上で見た星空。「わー、オレってちっちゃいなー」そう思うと悩みが軽くなった。次の瞬間「でもオレは今こうして確かに生きてるぞ！」という確信も抱いた。自分は小さい、けど大きい…そんな「宗教的体験」（＠内田樹『街場の教育論』）をしたこと。この感覚は今もよみがえってきて、ピンチの時に力をくれます。

A①簡単に人を見限らないこと、未熟な学生の成長を忍耐強く待ち続けることの大切さ。そうやって待ち続けていただいたおかげで、何らかの成長を手にすることができた。
②ギターばかり弾いていた青春の日々…そのギターが、今の自分の仕事に大きく役立っている。何が役に立つかはその時点では分からない。好きなこと、時間を忘れて没頭できることを見出せば、それはどこかで実を結ぶ。

A宇宙の中での奇跡のような自分の命、自分の存在…そんな自分自身のかけがえなさを、新島学園で学ぶ中で見出してほしいです。同じように奇跡の命を与えられた他者（友人、隣人）のかけがえなさをも。

A自由な校風と、それを体現されている先生方だと思います。卒業後、自分も教育に少なからず関わるようになり初めて感じたのは、自由を重んじて、かつ、正しき心に子どもを導くことの難しさでした。新島先生の言葉を借りれば、「天真爛漫として、自由のうち自ら秩序を得…（省略）自己の運命を作為するがごとき人物の教養」とあるように、「自由＝なにをしても良し」という事ではもちろんなく、自らを律して、自立する心の強さを育てるための自由に他なりません。それを実現できている独特の空気感が新島学園にはありました。卒業して時間が経つほどにそれを強く感じます。

A美術室の雰囲気と顧問の先生が好きだったので、気分転換や悩んだ時には、よく美術準備室に遊びに行くことがありました。高校３年生のある日、美術部員でもないのに、なんとなく油絵を数枚描くことになったのですが、先生の勧めもあり、そのうちの１枚を絵画コンクールに応募したところ、入選して賞を頂くことに。それがきっかけとなり美術の道を志し、美大には進学しませんでしたが、結果的に子どもの頃からの夢だったゲームの道で働くこととなる人生の転機となる出来事でした。

A勉強に関して言えば自分は決して優等生ではなかったのですが…自慢できることでもありませんが、学園生活を楽しむことに関しては、人一倍まじめに向き合っていました。そうした自分のスタンスや個性を許容してくれた先生方や、ばかばかしくも、愛すべきあの時間を一緒に過ごしてくれた友人達のおかげで、アソビズムで一番大切にしているとも言える「遊び心」を養うことができたと思っています。また、朝の礼拝での牧師様の教えは、大人になった今でも、多くの気付きを与えてくれています。

A中高の６年間は、将来の自分の道を決めるかもしれない多くの出会いと経験がある大切な時期です。勉強はもちろん大切ですが、沢山挑戦して、失敗して、時には悩んだりもして、10年後、20年後、自分がなりたい自分を見つけるきっかけとなる「大好きなコト」をたくさん見つけて欲しいと思います。もし大好きなコトがすでにあるなら、それを思いっきり楽しんで下さい！楽しめば楽しむほど、学びも深くなります。学園での生活には、それらを体現できるチャンスと環境が沢山あると思います。

A膨大にあった「時間」だと思います。中学・高校と私は新島学園に通いましたが、時間をかけて多くの仲間や先生と過ごし、交流することでかけがえの無い経験を積み重ねることができました。仲良くが基本ではありますが、時に意見を戦わせたり、時に発見や感動があり、膨大な「時間」があることで、青春時代の沢山の感情を受け止めてくれたと感じています。

A当時在籍していた「生物部」で挑んだ「群馬県理科研究発表会」で、大賞をみんなで掴んだ瞬間が忘れられません。部員みんなで仮説を立て、検証するための機材を作り、繰り返し実験を行い、その結果を分かりやすくプレゼンする、という研究プロセスを踏んだ結果でしたが、受賞の瞬間のみんなの笑顔を今でも覚えています。

A自分がやりたい！と思ったことはチャレンジしてみることです。その過程で沢山の人との関わりがあり、相手を尊重し、自分に足りない点を学ぶことで、さらなる成長があると思います。

A膨大な「時間」があった私の6年間でしたが、不思議なことに「退屈」と感じたことはありませんでした。素晴らしい仲間や先生がいて、自分がチャレンジしたい事に気づかせてくれる（または見守ってくれる）。そんな6年間という時間を新島学園で過ごしてみてください。

A３年間でリセットされることが無く、多感な時期に６年間もの長期的な在学を経て、説明のいらない宝のような多くの仲間ができること。

A入学当初は嫌いだった近隣の精麦所の香りが卒業時には大好きになった。以降、懐かしく探してしまう香りになりました。卒業後その香りの中での学園祭に出演させていただいたこと。

A当時は各教室にギターがあったりして、自分の演っている音楽の礎のほとんどをここで学ばせてもらいました。

A先生方も生徒も、OBまでもが柔軟で自由を重んじたとても良い学校です。

A新島学園の魅力は、自由な発想を受け入れてもらえ、教師と生徒の距離が近いところです。そして、親身になって下さる先生が多く大学の進路相談の際に背中を押してもらえました。当初はダンス関係の道に進むつもりで専門学校も視野に入れていたのですが、東京女子大学の指定校推薦枠について相談したところ、舞台の道を否定されず、進学の良さも教えて頂き自分で選択できるように導いて下さいました。

A高校1年の時、オーストラリアへ約３週間、ホームステイをした経験です。ホストファミリーや現地の学校の生徒と英語で会話をすることで語学力が身につくだけでなく、視野がとても広がりました。この経験を通して、日本の伝統文化の良さを再認識するきっかけにもなりました。

A世の中の流れに柔軟に対応できるスキルを身につけたことです。私はこれまで３回のキャリアチェンジをしています。大学卒業後は、ミュージカルの舞台に立ち、その後アナウンサーに転身。NHK前橋放送局、鹿児島県のTBS系列局を経て、現在、地元群馬県でフリーアナウンサーとして活動しています。放送の仕事を通して「食と農」に関心を持ったことから「野菜ソムリエ上級プロ」として、食の魅力の発信も行ってきました。そして昨今のコロナ禍で、リアルの発信の場を失い、インスタグラム等のSNSの発信を強化したことがきっかけで、現在は、行政にて「SNSやメディアにおける情報発信講座」などを定期的に開催しています。このように、新島学園で学んだ世の中の流れに対応できる力が役に立っています。

A新島学園は、同志社大学をはじめ、レベルの高い指定校推薦枠が全国的にみても多いです。大学への進路選択が多かったおかげで、私自身将来の可能性がとても広がりました。また、グローバルな教育を受けられるところ、生徒と教師のコミュニケーションがとれるところ、同級生との結束が強いところも新島学園の魅力です。ぜひ新島学園での６年間の生活をきっかけに将来の夢の実現に結びつけて頂きたいです。

A新島学園は個性を磨ける場所です。決して野放しにされるわけではなく、物事のルール、規則など、個人個人が責任を持つ大切さも教えつつ、個性を育てられる環境です。

A高校３年生の進路相談の時に担任の先生から、とある大学の推薦枠にしようと思うが、そういうのには興味ないよね？と言われ、自分は、「はい　ないです」と答えてその話はそれで終わったこと。生徒一人一人を見ていただけているんだなと感じました。

A自分は変わり者なのかもと、だいぶ認識できました。そういう中でも大切にしてくれる友人や先生もいるということは前向きに進むのに十分な力になります。

A新島学園に進学をさせてくれた親に感謝しています。当時も今も自分にはここの学校以外考えられません。

A毎朝行われる礼拝でパイプオルガンの音に触れることができたのは、とても贅沢な時間でした。また、中高6年間、同じ学び舎で仲間や先生方と過ごせるのは大きな魅力だと思います。

Aクリスマスの降誕劇（ページェント）の裏方を6年間務めました。学年を超えて毎年一つの劇を作り上げることは、大変なこともあったけれど、初めはうまくいかないときこそ友達や先生の力が集まることを実感しました。

A中学2年生の時、国語の先生から「みんなは答えが出ることを今は習っているけれど、この先の人生では答えのない問題にたくさん出会っていく。その時のために、今、十分学んでほしい」と言われた言葉は、何かをチャレンジする時の力となっています。

A中学・高校というとても多感で、刺激を受けやすい時期に怯えることなく、のびのびと過ごすことのできる土壌が新島学園にはあります。それぞれに違う人格という根がこの土壌で育まれ、卒業後の人生には豊かな実を結ぶことができるのではないでしょうか。かけがえのない大事な時期を新島学園でぜひお過ごしください。

A「友は我が師、師は我が友」と学生歌にあるとおり、先生方、卒業生、在校生が等しく学園の一員として人間性を認め合える温かさは、かけがえのないものです。

A進路決定の際、兎角私の自由意志が尊重されたことが印象的です。先生方が「あなたを評価する力が我々にない可能性もあるのだから」という謙遜な姿勢で、強く背中を押してくださいました。

A人間と学問に対して常に謙虚であること。自尊心に意思決定を支配されて物事の本質を見失なわないようにすること。今でも自を省みる手だてとしています。

A新島学園は、調和を軽んじることのない柔和な個性を育む貴重な場だと思います。学び舎として選んで良かったと確信しています。

A先生との距離が近く、同級生だけではなく先輩や後輩とも対等な関係性を築けるところです。中学に入り一気に世界が広がったと感じたことを覚えています。良いことも悪いことも言い合える仲間と出会えたからこそ、今の自分があるのだと節目節目で感じています。

A毎日の礼拝の時間です。特に礼拝堂でのパイプオルガンの音色から始まる一日は、とても貴重だったと思います。感謝をしたり説教の内容を考えたり、授業以外での学びが多くあったと思います。

A尊重です。個性豊かな友達に囲まれ、それぞれの好きなことや、やりたいことを先生や友達がいつでも応援し、私も応援してもらいました。在学中に1年弱オーストラリアに留学できたのも、家族以外に新島学園の先生や友達の支えがあったからだと思います。新島学園で出会った友達は、今でも刺激を与えあう存在です。オーストラリアの友達とも交流が続き、どちらも生涯続くものと信じています。

A新島学園には自分の得意なことや好きなことに打ち込める環境が整っています。また、自分が極めたいと思うことを自由な校風の中で自然と見つけられる時間を過ごすことができます。新島学園で豊かな人生の礎を築いてください。

A規則の中にも自由な校風があり、お世話になった先生方や出会った友人達はそれぞれに個性的で、快適で楽しい学園生活を送ることができました。

A留学をしようと決心した高校3年生の当時、担任の先生が様々な面でサポートしてくださったことが特に心に残る思い出であり、先生には今でも感謝しています。

A西洋音楽はキリスト教のもとに発達したといっても過言ではありません。現在クラシック音楽を生業として生活している身として、在学中に毎朝欠かさずに行われた礼拝で歌った讃美歌や黙祷を捧げながら聴いたパイプオルガンの音色、読んだ聖書やそれに関連した先生方の説教の全てが、後に音楽家となった自分に深く寄与していたことを実感しています。

A新島ならではの学園生活は、視野を広げ、世界へ飛び立つ勇気を与えてくれる場所です！

A新島学園は新島ファミリーという言葉によく表されるように非常にアットホームで、個性が尊重され、自主自立の精神が重んじられる自由な校風です。校則は合理的、年齢等を理由にした暗黙のルールのようなものもありませんでした。中学・高校の6年間をこのようなのびのびとした環境で過ごせることは大きな魅力だと感じます。また、聖書の言葉や讃美歌の美しい音色に触れることは人生の糧になると思います。卒業生の子女が2代、3代と入学していることからも伝統のある魅力的な学校であることが伝わるのではないでしょうか。

A高校1年のボストンでのホームステイです。ちょうどホリデーシーズンだったので、クリスマスに向けて盛り上がる雰囲気、現地のクリスマスを楽しみました（新島学園も素敵な雰囲気に包まれ、イベントが楽しめる時期です）。Amherst College、ボストン美術館、ハーバード大学などにも訪れ、自分の足で現地の街・文化・歴史に触れたことも貴重な学びとなりました。将来の夢をプレゼンする機会があり、化学・生物が好きだったので将来は薬の研究開発をしたいと言ったことを覚えています。

A新島襄先生は「世の中の事はすべて根気仕事である。根気の強いものが最後の勝利を得る」とおっしゃったそうです。大学院卒業後、製薬メーカーに就職して新薬開発をしています。病気を治すために世界中の研究開発者が日夜しのぎを削り、幾多の困難を乗り越えてやっと1つの薬が生まれる世界で、まさに根気仕事そのものです。困難な状況でも目標に向かって歩みを止めない力は、自治自立の精神が重んじられる学園生活の6年間を通して培われたものだと感じています。

A多くの同級生が公立中学校へ進学するなかで新島学園に進学することは、少し勇気が必要と感じる方もいるかもしれません。似たような状況の方ばかりなので中学1年生の春には気の合う友人ができます。安心してください。そして小学生として過ごす残りの時間をご家族や友人と楽しまれてください。

A新島学園は志を持った生徒が多数いる印象です。学問・スポーツ・文学・芸術等、幅広いジャンルで活躍している卒業生がおり、そのような生徒を認めてくれる校風があると思います。私は学生時代に勉学とバスケットボールに打ち込み、応援してくれた先生・友人には感謝しています。

Aバスケットボール群馬県予選で強豪相手に勝利した時です。仲間と勝利の喜びを共有したことは最高の思い出です。

A卒業してから中高一貫校の強みを感じました。学校行事・部活動など中学1年生から高校3年生まで一緒に活動する機会もあり、学生時代に幅広い年齢層や様々な人々と交流したことは社会に出てからも非常に生かされています。

A新島学園は教育理念にもあるように「人物を養成する」ことを大切にしている学校です。生徒一人ひとりの興味・関心を許容してくれて、応援してくれる校風があります。今の自分があるのは学生時代にスポーツに打ち込み、仲間と成長できる環境があったからだと強く感じています。ぜひ、新島学園で過ごして、社会に貢献できる大人になってほしいです。

A新島学園では毎朝礼拝があります。温かい礼拝堂の雰囲気に包まれながらパイプオルガンの音色を聴き、気持ちよく讃美歌を歌い、心を落ち着かせる時間を毎日持てたことは何よりの魅力だと思っています。堅苦しくなく、分かりやすく日常に落とし込まれた説教から感じたこと、考えさせられたことは本当に多く、自分を見つめ直すことができた貴重な時間でした。

A新島学園の冬の風物詩でもある、毎年12月の終業式に行われるクリスマスページェントです。暗闇に灯される蝋燭の薄明かりの中、聖歌隊の綺麗な歌声が響き渡る神聖な雰囲気が大好きでした。卒業しても毎年冬になると観に行きたい気持ちに駆られます。

A礼拝やキリスト教の授業を通して多くの気づきを得て、生き方・考え方の土台を築くことができました。特に「相手を変えようとするのではなく、まずは自分が変わりなさい」という言葉には、人間関係で悩んだ時には何度も救われました。色々な想いを持って来る患者さんに寄り添う心を大切に仕事に臨もうと思えていることは、新島学園で培った良心が人生の土台となっているからこそだと思っています。

A礼拝を通して、自分、そして人を愛することの大切さをいつも身近に感じられる環境で過ごせたことは、卒業後もずっと心の支えになってくれます。個人の意思を否定することなく尊重してくださる先生方の温かいサポートがあるからこそ、各々が個性を大切に自分らしい選択ができ、様々な職種に進んでいます。そんな友人たちとの繋がりは私にとって人生の宝物です。勉強だけでなく心の学びも得られる新島学園で、1人でも多くの方が素敵な時間を過ごせることを祈っています。

A自分のやりたいことや頑張りたいことをできる環境や周りのサポートがあるところです。

A部活動です。私は陸上競技で日本一になりたくて新島学園に入学しました。キツい練習も先生やチームメートと乗り越えて、努力を続けることができました。クラスメートや友人の応援も力となり、高校3年の10月に、念願の日本一になることができました。とても嬉しくて、忘れられない思い出です。

A「多様な価値観を大切にし、認めていく」です。自分が思いもしなかった考え方や価値観を持っている人がいて、それを認めていくことで人として成長し、世界も広がっていくと感じています。

A新島学園は主体性と協調性のバランスが良い学校だと思います。ぜひ新島学園でなりたい自分と素敵な仲間に出会いましょう！

A生徒の人格や個性が広く尊重されるような雰囲気があることは大きな魅力だと思います。そのような雰囲気のなかで、部活動に打ち込み、自らの興味関心や将来について存分に考え、学ぶことができました。

Aまざまな思い出がありますが、特に印象深いのは部活動の思い出です。私は天文部に所属しており、部活の仲間たちと一緒に、毎月学校の天文台で天体観察合宿をしていました。そこで私たちは、屋上に設置された素晴らしい天体望遠鏡を活用して、様々な惑星や星雲を観察していました。星々を眺めながら、みんなで色々なことを語り合ったり、議論したことは、とてもよい思い出となっています。

A実際にとても役立っているのは英語です。新島学園では、エンパワーメントプログラムや海外への語学研修、英語ディベートなど、多彩な英語学習の機会がありました。それらを通して学んだ英語が、現在海外での研究調査や国際学会での発表などでとても役に立っていると感じています。

A新島学園では、科目の知識だけではなく、学ぶことの楽しさや面白さまでも知ることができるでしょう。また、世界には多様な価値観があることを理解し、自分自身や他者を尊重することの大切さも学ぶことができるはずです。それらは間違いなく、人間的な成長にとっても大きな糧となります。ぜひ6年間（あるいは3年間）の学園生活を通して、充実した学びを体験してみてください。