キリスト教主義教育を実践している新島学園では、
礼拝、授業、行事など、学園生活とキリスト教が深く関わっています。

朝の礼拝

新島学園の一日は、毎朝の礼拝から始まります。礼拝の守り方には3通りあります。
礼拝堂での礼拝
中学全クラス、高校全クラスと分かれて週2回ずつ行います。
礼拝司会は各クラスの宗教委員が当番制で行い、お話と奏楽は先生が行いますが、学期に2回ほど生徒礼拝があり、それは司会、奏楽共に生徒が行い、聖歌隊や弦楽団、管楽アンサンブル部の演奏を聴く機会にもなります。

放送礼拝
各教室において放送による全校礼拝を行います。
聖歌隊が放送室前に集まり、オルガンとともに讃美歌のリードをしてくれます。礼拝の司会は聖書研究部員が行い、クリスチャンの先生方によるお話以外は生徒達が作る礼拝です。

クラス礼拝
各クラスで担任による礼拝が行われます。
担任の先生のそれぞれの持ち味が生かされるときになっています。

新島学園では、新しい日を与えられたことに感謝して、落ち着いた気持ちで一日を始めるために、朝の礼拝の時間をとても大切にしています。
礼拝 写真
礼拝 写真

キリスト教授業

新島学園では週に1時間、「キリスト教」の授業を実施しています。授業ではキリスト教の概要や歴史といった知識のほか、聖書の言葉を学んだり、世界中で起きている様々な問題を調べて解決方法を考えたりします。中学では道徳の時間、高校では総合的な探究の時間で行います。
キリスト教授業風景

キリスト教行事

一年間を通して、新島学園では様々なキリスト教行事が催されます。例えば、秋に行われる特別伝道礼拝では例年、各教会から牧師先生をお招きして、聖書に記されている内容の解説などを実施しています。また12月には学園駐車場に設置された巨大クリスマスツリーの点灯式や学園クリスマス、1月には新島襄召天記念礼拝が行われます。
キリスト教行事 風景

特別伝道礼拝高1分科会
キリスト教行事 風景

クリスマスツリー点灯式
キリスト教行事 風景

新島襄召天記念礼拝

イングリッシュチャペルアワー

新島学園では外国人の宣教師やクリスチャンの先生による英語礼拝の時間を設けています。中学1年・中学2年、中学3年・高校1年、高校2年・高校3年の2学年ずつに分けて、英語の理解度に応じて英語による礼拝説教がなされます。生徒達はこのイングリッシュチャペルアワーを通じて、キリスト教の信仰と英語という言語が世界共通のものであることを実感することができます。
イングリッシュチャペルアワー
牧師からのメッセージ
 
皆さんは聖書を読んだことはありますか?
難しいことがたくさん書いてあるイメージをお持ちの方も多いと思いますが、確かに難しいことがいっぱい書いてあるのです。でも読んでみるととても面白いものでもあるのです。
新島学園では、毎朝の礼拝や授業の中で聖書を読みます。そして聖書の言葉をとても大切にしています。新約聖書の中には「愛」という言葉がたくさん出てきます。愛することは好きになることとはちょっと違います。そのものをそのまま、あるがままに受け入れることを愛するというのだと私は思います。まずは自分自身を。そして隣の人をそのまま受け入れて認め、愛すること。そんなステキなことができる人がこの学園で育つことを祈り願っています。「愛を身に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。」コロサイ3章14節
宗教部長/楠元 桃
宗教部長/楠元 桃
礼拝堂と牧師室
 
礼拝堂

● 礼拝堂

朝の礼拝をはじめ、年間を通して様々な行事が行われます。1990年に設置されたパイプオルガンはスイス・クーン社製で、1766本のパイプが時に力強く、時に柔らかな音色を奏でます。

牧師室

● 牧師室

生徒なら誰でも、いつでも訪れることができる牧師室。牧師室では牧師や相談員が、多感な時期を過ごす生徒の悩みに耳を傾け、寄り添うことで、温かなケアを提供しています。